.trashed-1687926575-IMG_20230528_131345.jpg

2009年09月03日

3回目の手洗い

ダッシュ(走り出すさま)手を何回も洗っちゃたりしてない?
何回もドアの鍵確認しちゃわない?

OCDって病気知ってる?

Obsessive Compulsive Disorderの略で強迫性障害のこと。

強迫観念が襲ってきてそれを打ち消すための行為を繰り返して通常の生活が送れないほど苦しんでしまう病気なんだ。

俺が発症したのは小学生の頃。

長い間、強迫性障害は心理・社会的な要因で起こると思われていたらしいんだけど・・・

最近は脳の機能障害が関係していることがわかってきたらしい。


だけど今の時代はいいよね。
当時はそんな病名も一般的じゃなかったし、精神科や心療内科なんてまるで別世界という印象があって行ける雰囲気じゃなかったもん。

今でも月に一度上野の心療内科を訪れて薬をもらっているんだけど・・・

今は患者さんが溢れんばかりに待合室で待っている。
風邪なんかと同じように心の病気の治療も受けやすくなったのは本当にいいことです。

だから俺なんか自分がこの病気だなんてつい数年前まで知らなかったんだ。
やたらと仕事が暇な時期があってネットで自分の症状を検索なんてしてみたら他にも同じような人がいっぱいいるんだ!

すごく楽になった。わーい(嬉しい顔)
だってこんな症状俺だけだと思ってたんだもん。

俺の頭だけおかしくて・・・異常って。

病気を治すってのはまず自分がどんな状態なのかを知ることが第一歩なんだよね。
この病気の性質を知っただけでも随分と助かったよ。

ずっと辛かったもん。

もちろんこれが心の病気で、しかもほとんどが治るものだと知って心療内科に通院するようになったんだ。

と言っても数十年発症から時間が経ってたけど幸運なことにそんなにも重症ではなくなっていたから
普通に仕事したりは出来てたんだけどね。

なんとか自分なりに苦しみを軽減するように努力してきてたんだ。
それでも時々強迫観念が襲ってきて、そこから3時間何も出来なくなってしまうなんてことはしょっちゅうだったし。

だけど今は大丈夫。
この病気の特徴を理解したこととデプロメールの服用で一般の人並みに健全な生活が送れるようになったぞ。

最近図書館で借りたこの本の中に強迫性障害を疑うための自己チェックの項目があったんだけど・・・

強迫性障害のすべてがわかる本 (健康ライブラリー イラスト版)
強迫性障害のすべてがわかる本 (健康ライブラリー イラスト版)


13点以上ですぐに専門医を受診しましょうというガイダンスに対して俺は6点だったもん。

ちなみにこの病気の症状の主なもの。

@不潔
何回手を洗っても汚れているような気がして皮がむけそうなまで手洗いなどを繰り返してしまう。

A確認
鍵をかけたか、ガスの元栓をしめたか、目で確認したのにもかかわらず不安になって何回も確認しちゃう。

B加害
すれ違った人を傷つけたんじゃないか、自動車の運転中に事故を起こしたんじゃないかと何度も振り返ったりして確認して心配する。

C正確さ・対称
ものごとの正確さや対称性に極度にこだわっちゃう。

Dその他

いろいろなケースがあるみたいだけど共通しているのは何か大きな不安にとらわれて
自分でも過剰な反応だとわかっていながらも不安が消せなくて何回も確認行動を行い、生活に支障をきたすってことだよね。

俺の場合@からBまで全てが当てはまったんだけど・・・
不潔に対する不安は子供だった時期だけで終了。

AとBは今でも多少は残っているけど・・・生活には影響のない程度。

ガスの元栓は2回の確認で終了する。
車の運転は相変わらず恐いし、路の突起で車体が揺れた際に誰かを轢いたんじゃないかって今でも不安になるけど、注意深く運転することによって、その不安も最小限のものになったよ。

つまり、ここで何を言いたいかっていうと・・・

こういう症状で悩んでいる人たちは楽になるから病院に行きましょうってこと。
そして周りの人たちはそれを理解してあげようようってこと。

こんなことでずっと考えているのは馬鹿げているけど、それはわかっているけど
止められないって状態は経験したことのない人にしか分からない痛み。
そしてそれを性格の問題だと思って本人も家族も気が付かないケースが
多いから、周囲の大事な人や自分のことを冷静に見直してみようよ。

本当に数十年前にこの薬に出会いたかったって思うもん。
そうすれば失われたたくさんの時間をもっと有効に過ごすことが出来たのにね。

俺が服用しているデプロメールという薬はSSRIと呼ばれる選択的セロトニン再取り込み阻害薬の一種で・・・
簡単に言うと脳内の情報伝達に使われるセロトニンが多く脳内の滞在して、ネットワークをよりクリアーにする薬(ってところかな)。
(素人の解説なのであまりあてにしないでね)

50人に1人は一生のうちに一度はこの病気にかかるというデータがある位なので
意外と自分でも気が付いていない人も多いんじゃないかな?

それは強迫性障害だけじゃなくてうつ病やパニック障害なんかの他の心の病にも言えることだけど・・・

これを読んでちょっとでも気になった方はまずこのOCD研究会のホームページを見てみて!
俺を長い苦しみから解放してくれたきっかけになったページです。


小さなことが気になるあなたへ。


男だってキレイになりたいINDEXへ
posted by Kaolu B at 15:40| Comment(0) | TrackBack(1) | 内側から綺麗になろうよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

強迫性障害のすべてがわかる本 (健康ライブラリー イラスト版)
Excerpt: 強迫性障害のすべてがわかる本 (健康ライブラリー イラスト版)
Weblog: 忍者大好きいななさむ書房
Tracked: 2009-10-15 22:24
Blogリンク集 kaoluyoung.seesaa.net-sitemap.xml